・後投げセキタンザンアシレーヌについて
序文
今回はいつも使用しているセキタンドラパではなく相棒にアシレーヌを使っている構築を考えた。シーズン序盤はセキタンドラパを使用していましたがレヒレやブリザポス、ランドロスの準伝の台頭、エルフーンやオーロンゲ等の妨害などで初手で繰り出すことが難しく、セキタンザンを選出する機会が減った。
そこでセキタンザンの選出を多くするために後投げ式の構築を考えた。初手セキタンザン読みで出てくる上記のポケモンを妨害して裏のセキタンザンに繋げることで初手固定のセキタンドラパよりも多くセキタンザンを選出することができます。
アクジェ枠にはアシレーヌを採用した。高火力高耐久良耐性が理由です。あくび妨害できるカメックスや壁張り高いSを持っているインテレオンも候補でしたがここは好みなのかなと思います。それではS14に使用した構築を紹介します。
1.構築紹介
①セキタンザン
性格:ひかえめ 特性:蒸気機関
持ち物:弱点保険
H28 H奇数
B4 あまり
C252 特化
D4 あまり
S220 砂ドリュウズ抜き
今回の構築の要。(まぁ私の記事で要じゃなかったことないんですけど笑)裏にアシレーヌとともにいれてDMする。たまにこの二体を先発させることがある。
技について
割と一般的な型です。ですがげんしのちから採用はこの構築ならではかと思います。第2エースのテッカグヤが刺さっていてDMした場合裏にセキタンザンがいた時、岩技がメテオビームの場合打てる技が限られてきます。よってMビームではなくげんしのちからを採用しました。火力が出ないなと感じた事はあまりなかったので参考にしてみて下さい。
個人的な考えですがMビームの良い所はDMラプラスを乱数一発にできるところだと思っていました。環境にあまりいませんし最近は耐久に多く振っている型が多いと感じたのでMビーム採用しなくてもいいのかなと個人的に思います。
努力値について
初めはCS252でしたが最低ラインまで下げて耐久に割きたいなと思いSを下げてHに回しました。S252にする理由は同速勝負(セキタンザン対面)と素で無振りバンギが抜けるためでしたが後投げということもあり初手で出てくることが多いセキタンザンは意識しなくても良く、バンギもテッカグヤに任せればいいのでS252もいらないなと思います。
海外の大会の優勝者がSを晴れバナ抜きにしていましたが私はランク向きではないのかなと思います。(対戦層が多いため)個人的に最速砂ドリュウズはマストで抜きたいので今回はここを最低ラインとしました。(私が砂ドリュウズ怖いだけです笑。ですがここは譲れません。Sライン上げておけば勝っていた・・・みたいな試合があったら後悔すると思いません?)
②アシレーヌ
性格:ひかえめ 特性:うるおいボイス
持ち物:きあいの襷
H196 残りHBDに耐久指数最大になるように振り分け
A0 最遅・セキタンザンへのアクアジェットダメージ軽減
B52
C252 特化
D4
S4 同速意識
後投げセキタンザンとともに裏にいれてセキタンザンにアクアジェットをぶち込む。Aを0にすることをお勧めするが面倒なら別にいいんじゃないかなと思います。技に関しては平凡なので特に語りません
持ち物について
襷枠がいなかったためとりあえず持たせてみた。高火力弱点技を確定で耐えてくれるのでとてもうれしい。ウイやソクノなんかもいいですが襷のほうが安定感ありました。
努力値について
襷ならCS252でもいいかなと思いましたがそんなに速くないので耐久に振り分けた。C特化させSは同側意識、残りはHBDに。
③テッカグヤ
性格:いじっぱり 特性:ビーストブースト
持ち物:突撃チョッキ
H244 耐久に振り分ける
A252 特化
B4
D4
S4 残り(+1準速90族抜き)
初手で繰り出してあくび胞子要因と繰り出してその補助を行う。DMエースその2でもある。カプレヒレが状態異常対策のフィールドを展開してめいそうしてくるのでアイアンローラーしてその後にあくび胞子をぶち込む。アイアンローラーは読まれたことがありません(そりゃそうだ)。初めはASに振っていましたがローラー⇒あくび⇒レヒレDMダイフェアリーで回避されたので後攻でローラーが撃てるようにした。
ここまでレヒレ対策するのは初手セキタンザン読みで出てくるためです。またレヒレはダブルのポケモンランキング三位なのでかなりの確率で構築に入っています。セキタンザンの天敵なのでここまでしても過剰ではありません。
レヒレがいた場合は初手確定。相方は上からバレル、ニンフィア、トドン。
④ニンフィア
性格:ひかえめ 特性:フェアリースキン
持ち物:精霊プレート
H244 奇数最大
C236 残り
S28 4振りバンギ抜き
ミストバースト以外はごくごく普通のニンフィア。初手で繰り出してあくびまいて裏のセキタンザンの補助を行う。すぐ裏に繋げれるようにミストバーストを採用。自主退場できるのはやっぱり良い。
またセキタンザン対策のウーラオスもよく出てくるのであくび枠としてだけではなくフェアリーアタッカーとして使えるのもとても便利で使い勝手がいいです。
⑤モロバレル
性格:のんき 特性:再生力
持ち物:くろいヘドロ
H244
B156 耐久指数最大
D108
S0 最遅
ごくごく普通のモロバレル。テッカグヤの隣においてキノコの胞子をする。セキタンザンとの相性も良く炎技読みで交代して自然に後投げできる。またテッカグヤの弱点の電気をいかりのこなで引き寄せて半減で受けれるためかなり重宝した。
また最後の方だけなのですがバコウのみを持たせていました。結局胞子一回以上まいてセキタンザンにつなぐ事が目的なのでヘドロで回復する意味もないなと思いランドロスのダイジェット耐えを狙ってバコウを選択。(ランドロス以外にもダイジェットエースは多いので良いかなと思いました。)ランドロスがいたらトドン出すのであんまり意味ないかもしれません。それよりかはメタグロス意識のエスパー半減木の実とかでも面白そう。
⑥トリトドン
性格:のんき 特性:よびみず
持ち物:オボンのみ
H180 +1ドリュウズダイアース耐え
B252 特化
D76 あまり
S0 最遅
あくび枠。何体いるんだよと私も思いますが相手によってあくび枠変えれて使いやすかったです。物理アタッカーが多いためB特化にしてHはそれっぽいラインに調整。また陽気ランドロスのダイアースを2耐え出来る様にオボンのみを採用。ランドロスのダイアース以外にもこのオボンのおかげで2回耐えることが出来たシーンが多くあったので使用感はかなり良かったです。このあくび枠ですがあくびで補助した後即裏につなげたいので自己再生はいれていません。
そして意図していませんでしたが呼び水をよんでセキタンザンに水技を打ってこない場面が多々あり選出画面にいるだけでとても頼りになりました。
2.選出方法
①初手テッカグヤ+ニンフィア(モロバレル、トドン) 裏セキタンザン、アシレーヌ
相手にレヒレがいる場合でもアイアンローラーによってあくび胞子での妨害が可能になっている。あくび胞子やテッカグヤの攻撃で場を荒らした後にセキタンザンとアシレーヌを繰り出す。
テッカグヤが相手の初手にかなり刺さっていたらDMしてkillムーブ。選出画面でわかるようならセキタンザンは出さなくても良い。(セキタンザンを除いた他五体から選出)
②初手セキタンザン+アシレーヌ
対晴れパの時のみ。裏にはセキタンザン無双の補助ができるモロバレル(怒りの粉)やトリトドン(よびみず)を入れておく。
選出方法を見てもらった通りテッカグヤが刺さってる時以外はセキタンザンを選出することができます。今回の目標セキタンザンを多く選出する事を達成でき尚且つそこそこ強い構築になりました。
3.S15(伝説あり)を想定して...
来シーズンからは伝説一体が使用可能です。そこでおまけとして来シーズンの構想を少し書きます。恐らく弱点保険セキタンザンは活躍できないと思いますが初めは今回紹介したこの構築を少し変えたもので挑もうと思います。
【変更点】
性格:いじっぱり 特性:メタルプロテクト
持ち物:イアのみ
H252
A252
D4
技:メテオドライブ しねんのずつき トリックルーム アイアンローラー
このソルガレオもアイアンローラーを覚えますwよって採用しました!またトリックルームを覚えるためモロバレルやトリトドンの補助もできるためいいかなと思いました。
カイオーガやザシアンにセキタンザンが太刀打ちできるか不安ですが頑張りたいです。
他候補(ネクロズマ(太陽)、ザシアン、キュレム(電))
さいごに
ご精読ありがとうございました。今季はこの構築で1700到達&三桁到達と個人的に良い結果が得られてよかったです。これからもセキタンザンについて発信出来たらなと思います。
セキタンザンの育成数も100を超えたので新たな型を考えるペースも遅くなってきたのですが来シーズンの伝説有のルールでまた新たなセキタンザンを生み出すかもしれないのでどうぞお楽しみに・・・
ご要望(こんな型が見たい!や構築のご要望があればDMくれるととても嬉しいです)